一度終わった相手の連絡先を、消せないままにしている。ふとした夜に、送ろうとして下書きだけ書いて消す。
そうした状態でご相談をいただくことがあります。この記事では、連絡する前に整理しておきたいことを書きます。
まず、迷いの中身を分けてみる
「連絡したい」という気持ちには、いくつか違うものが混ざっていることがあります。
- もう一度、関係を戻したい
- 終わり方に納得がいっていない
- いまどうしているのか知りたいだけ
- ひとりでいる時間がつらい
どれも自然な気持ちです。ただ、中身が違えば、連絡したあとに起こることも違います。
たとえば「終わり方に納得がいっていない」場合、連絡が取れて話ができれば、それで区切りがつくことがあります。関係が戻らなくても、目的は果たせます。
一方で「ひとりの時間がつらい」が理由の場合、連絡が取れても、その苦しさは形を変えて続くことが多いようです。
送る前に、確かめておきたいこと
返事が来なかったときに、耐えられるか
送れば、返事が来ないという結果もあり得ます。それも含めて受け止められる状態かどうか。ここが一番大事です。
期待が大きいまま送ると、返事がない時間そのものが、以前より重くなります。
相手の状況が変わっていないか
既婚の相手であれば、家庭の状況が変わっていることがあります。関係を解消したあとで、相手の側が慎重になっている場合も少なくありません。
こちらが同じ場所に立っていても、相手が同じ場所にいるとは限らないということです。
終わった理由が、いまも残っていないか
関係が終わった理由が、そのまま残っているなら、戻っても同じところで行き詰まりやすくなります。
「今度はうまくやれる」と思えるとき、その根拠が何なのか。相手が変わったのか、状況が変わったのか、それとも自分の受け止め方が変わったのか。ここを一度、言葉にしてみてください。
送るとしたら
長い文章は、受け取る側の負担になります。とくに既婚の相手の場合、見られる可能性を考えて、そもそも読みにくい状況にあることもあります。
- 短くする。近況を一言と、返事を求めない一文で足ります
- 返信を強制しない。「返事はいりません」と添えるだけで、相手の負担は下がります
- 過ぎたことを責めない。終わり方への不満は、最初の連絡には入れないほうが届きます
- 一度送ったら、しばらく待つ。重ねて送ると、内容ではなく回数のほうが残ります
返事が来なかったとき
返事がないことを、そのまま「拒絶された」と受け取らなくてよい場合もあります。既婚の相手であれば、返せない事情があることも考えられるからです。
ただ、それを何か月も待ち続けるのは、また別の話です。いつまで待つかを、送る前に決めておくと、その後の時間が変わります。
おわりに
連絡してよいかどうかに、決まった正解はありません。送ってよかったという方も、送らなければよかったという方も、どちらもいらっしゃいます。
違いを分けるのは、送るかどうかよりも、送る前にご自身の気持ちを整理できていたかどうかのように思います。