この記事は、相手を見張ったり試したりするためのものではありません。当てはまるかどうかを数えるチェックリストとして使うと、かえって苦しくなります。「言葉だけを頼りにしなくていい」という話として読んでいただければと思います。
「離婚する」と言われてから、何も変わらないまま時間が過ぎている。そういうご相談は多くいただきます。
本当に動こうとしている場合、言葉より先に、生活のどこかが変わることがあります。この記事では、その一般的な傾向についてお話しします。
言葉ではなく、生活が動く
離婚は手続きです。気持ちが固まっただけでは進まず、必ず実務が伴います。ですから、実際に動き始めた人には、生活の側に何かしらの変化が出やすくなります。
お金の話が具体的になる
「離婚したら大変だ」という一般論ではなく、住居費、養育費、財産の分け方といった具体的な数字の話が出てくることがあります。調べた形跡が会話に混ざる、という形で表れることもあります。
相談する相手ができている
ひとりで考えている段階から、誰かに相談する段階へ移ることがあります。弁護士、家族、あるいは同じ経験をした知人。誰に相談したかを口にするようになったら、頭の中だけの話ではなくなっている可能性があります。
時間の使い方が変わる
家にいる時間、休日の過ごし方、家族との関わり方。これらに変化が出ることがあります。ただし、増える方向にも減る方向にも動き得るため、これ単体では判断がつきません。
あなたに対する話し方が変わる
「いつか」ではなく、時期を含んだ言い方に変わることがあります。反対に、口数が減ることもあります。実務が動いているあいだは、うかつに話せないことが増えるためです。
当てはまらないことも、たくさんあります
ここが大事なところです。
上に挙げたものは傾向であって、条件ではありません。本気で考えていても、しばらく何も動かない時期はあります。準備そのものに時間がかかる場合もあれば、動く時期を待っている場合もあります。
逆に、いくつか当てはまったからといって、離婚に至るとは限りません。動き出してから止まることも、現実にはよくあります。
ですので、この記事を「彼が本気かどうかの判定表」として使わないでいただきたいのです。当てはめて数えるほど、確かめられないことへの不安が強くなります。
では、何を見ればいいのか
ひとつ提案があります。彼が動いているかどうかではなく、あなたの状況が変わっているかどうかを見るという考え方です。
半年前と比べて、会える回数は変わりましたか。将来について話す機会は増えましたか。あなた自身の生活は、この関係のなかで少しでも前に進んでいますか。
彼の内心は確かめようがありませんが、この関係があなたに何をもたらしているかは、ご自身で見ることができます。そしてそれは、これからどうするかを決めるときに、相手の本気度よりも確かな手がかりになります。
おわりに
「本当に離婚するのか」という問いに、外から答えを出すことはできません。占いでも、断定という形ではお答えしません。人の気持ちも状況も変わりますし、ご本人でさえ決めきれていないことがあるからです。
お伝えできるのは、いま読み取れる傾向と、そのなかであなたが取れる選択肢までです。そこから先を決めるのは、いつでもあなたご自身です。